特許番号 | 第942709号 |
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出願番号 | 特願昭50-20478号 |
出願日 | 昭和50年(1975)2月18日 |
発明者 | 佐藤 俊夫、 大越 純雄、 高橋 富樹、 笹森 政敬 |
出願人 | 工業技術院長 |
特許権者 | 工業技術院長 |
発明の目的: 短時間かつ簡単な操作で、天然存在比に近い微量の重水素の分析が可能な、 また長期間にわたって検出感度が変わらない重水素分析法を提供する。
発明の効果: 本発明方法によれば長くとも80秒という短時間で天然存在比に近い微量の重水素を分析することが 可能であり、重水素の検出感度は長期間にわたって不変であり、また極低温とか高真空とかの特殊な条件を 用いる必要がない。
発明の概要: 試料ガスを超高純度水素ガスに搬送させ、0〜80℃に維持した吸着剤と接触させて 重水素化水素HDを試料ガス中の他の成分から分離し、次いで重水素化水素含有水素ガスを熱伝導度検出器で検出する。 濃度は、標準サンプルによって作成した検量線を用いて求める。
図面:
1:水素ボンベ
2:減圧バルブ
3:水素精製装置
4:調圧バルブ
5:導管
6:分岐管
7:試料定量用ピッペト
8:吸着剤充填カラム
9:導管
10:熱伝導度検出セル