産総研北海道センター特許情報

発明の名称: 可燃性液状物質のガス化処理方法

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特許番号第847395号
出願番号特願昭48-123848号
出願日昭和48年(1973)11月5日
発明者三井 茂夫、 本間 専冶
出願人工業技術院長
特許権者工業技術院長

発明の目的: 熱硬化性樹脂の生産工程から出る廃棄物は、キシレン、トルエン等と混在して処置されることが多く、 その液状廃棄物は、高粘度でゼラチン状の物も含まれており、極めてその処理が困難である。 このような一般に処理困難な可燃性液状廃棄物をガス化処理する方法の提供を目的とする。

発明の効果: 本ガス化処理方法の発明により、一般に処理困難な可燃性液状可燃物を 比較的簡易な装置で効率良く安全に処理することが可能になった。

発明の概要:処理すべき可燃性液状物質を多孔質粉体に混合し、多孔質粉体に含滲させて粉状化し、 この混合物を流動層を用いて加熱し、ガス化することを特徴とする可燃性液状物質のガス化処理方法である。

図面:

付図 1:ホッパー
2:スクリューフィーダー
3:流動層装置
4:ブロアー
5:風量調節弁
6:流速計
7:熱電対
8:温度調節計
9:サイクロン
10:ガス放出管
11:溢流物受器
12:返送管