１容器 ２起振機 ３固体粒 ４振動伝達部
| 特許番号 | 第2698290号 |
|---|---|
| 出願番号 | 特願平４-176940 |
| 出願日 | 平成４年(1992)７月３日 |
| 発明者 | 河端 淳一、 武内 洋、 千葉 繁生、 大山 恭史、 堤 香津雄、 神田 康史、 藤森 紘明、 村岸 治 |
| 出願人 | 工業技術院長、 川崎重工業株式会社 |
| 特許権者 | 工業技術院長、 川崎重工業株式会社 |
発明の目的： 多くの工業プロセスにおいて物性の異なる2種類以上の固体粒子を均一に混合する 工程がある。地上においては容器が回転する回転混合方式，攪拌機付混合方式などが用いられている。 宇宙開発の進展に伴い宇宙機内においても近い将来同じ様な混合操作が行われるものと考えられるが 宇宙機内は微小重力環境下にあるため固体粒子の挙動は地上とは異なりこれまでの混合方式を そのまま適用することは出来ない。そこで、このような微小重力環境下で使用可能でかつ小型・軽量の 混合方法を提供する。
発明の効果： 本発明によれば小型・軽量な装置であって微小重力環境下において物性の異なる ２種類以上の固体粒子を短時間に均一に混合することが出来る。
発明の概要： 本発明は、宇宙機内等微小重力環境下において使用される、粒径が10μm〜５mmで かつ密度が0.9g/cm３以上の物性の異なる２種類以上の固体粒子を混合させる方法に 関するものである。混合させるべき固体粒子を容器内に収容し，上記固体粒子に振動数が 10Hz〜500Hで、振幅が0.1μm〜10mm機械的振動を付与することを特長とする固体粒子の混合方法。
図面：
１容器 ２起振機 ３固体粒 ４振動伝達部