産総研北海道センター特許情報

発明の名称: 車両の自動操舵装置におけるセンサーの自動昇降方法及び装置

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特許番号第2029088号
出願番号特願平1-344243
出願日平成1年(1989)12月28日
発明者佐山 惣吾、 若海 弘夫、 坂口 陸男、 梅田 信美
出願人工業技術院長、 日本電気(株)、 日本道路(株)、 開発工建(株)
特許権者工業技術院長、 日本電気(株)、 日本道路(株)、 開発工建(株)

発明の目的: 除雪車などの車両の自動操舵装置におけるセンサの自動昇降方法及び装置を提供する。

発明の効果: センサ高さを自動的に制御することにより、車両が溝に入ったり、石の上に乗り上げたりしても、 センサとマーカの間隔が一定に保持されるので、センサの感度が変動したり、センサが路面に接触して破損するのを防止できる。

発明の概要: 走行中に路面の状態によってセンサとマーカとの間の間隔が変動するが、 一対の検知コイルの出力信号の和を制御器で求め、それが常時所定値になるように、 制御器からセンサを上下させるための信号を昇降機構の駆動源に与えるので、 センサ高さが自動的に設定値になるように制御される。従って、センサを搭載した車両が路面の溝に入ったり、 石の上に乗り上げたりして、センサの高さが一時的に変動したとしても、直ちにセンサとマーカの間隔が変動前の状態に戻され、 センサのマーカを検知する感度が一定に保たれ、センサを路面に接触させることなく、破損させるおそれもない。

図面:

付図