特許番号 | 第1714701号 |
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出願番号 | 実願昭56-37998 |
出願日 | 昭和56年(1981)3月17日 |
発明者 | 田中 重信、 横田 祐司、 笹森 政敬 |
出願人 | 工業技術院長 |
特許権者 | 工業技術院長 |
発明の目的: 電気分解によって酸素ガスや塩素ガスを発生させる電解瓶において、 陽極側と陰極側を分けるために設けられる隔液筒の先端のフィルターが目詰まりしたときに、 交換を容易にする。
発明の効果: 従来、溶接したガラスフィルターや接着剤で固めたガラスビーズなどで隔液筒先端を形成していたが、 穴あきねじ蓋でシート状ガラス繊維を固定する方法の採用により目詰まりしたときの交換が容易になった。
発明の概要: 図に示す断面図において、電解液は隔液筒2によって陰極側液3と陽極側液4に分けられている。 隔液筒2の底部開口にはその開口形状に合わせたシート状ガラス繊維5(ろ紙、ろ布)が取り付けられ、 電解液に耐性のあるプラスチックなどでできたねじ付き蓋8でおさえる。目詰まりなどで、 フィルターの機能が低下したときに、ねじ付き蓋をはずすことにより容易に更新できる。
図面: