特許番号 | 第894208号 |
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出願番号 | 特願昭47-58752号 |
出願日 | 昭和47年(1972)6月12日 |
発明者 | 山口 弘、 石橋 一二、 野田 良男、 新川 一彦、 出口 明、 細田 英雄 城 吉男、 高倉 一郎、 寺田 清 |
出願人 | 工業技術院長、 日本ゼオン(株)、 丸善石油(株) |
特許権者 | 工業技術院長、 日本ゼオン(株)、 丸善石油(株) |
発明の目的: 石油系炭化水素物質を蒸留、抽出もしくは分解により生成する炭素含有物質を原料として、 流動床乾留による活性炭の製造方法。
発明の効果: 石油系炭素含有物質を原料とし、これを乾留するかもしくはその軟化点付近の溶融凝結を 起こさない温度で流動床酸化し、こうして軟化点の高くなった生成物を冷却した後それが溶融凝結を 起こさない温度でさらに流動床酸化する操作を一回以上行い、炭化物を製造す。従ってこのように 低軟化点の原料であっても順次昇温させることによって溶融凝結させることなく良好な流動床を形成できる。
発明の概要: 流動床酸化の段数は、軟化点の低いもの、または粘結性成分含有量の高いものを使用する場合は、 50〜100℃で行い、順次昇温させながら50〜150℃ずつの間隔で行う。最終的には350〜450℃の温度で行うのが好ましい。 こうして得られた炭化物を水蒸気賦活することによって活性度の高い活性炭を製造できる。
図面:
1 原料導入口
2 原料ホツパー
3 ガス送入口
4 目皿
5 乾留物出口
6 乾留物受器
7 ガス出口
8 乾留炉
9 原料ホツパー
10 原料送入口
11 賦活炉
12 ガス送入口
13 目皿
14 賦活物の出口
15 賦活物受器