産総研北海道センター特許情報

発明の名称: 金属超微粒子分散体及びその製造方法

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特許番号第2961230号
出願番号特願平10-197638号
出願日平成10年(1998)7月13日
発明者ファベリス ロシニョール、 鈴木 正昭、 永井 秀明、 中田 善徳、 奥谷 猛、 櫛引 信男、 村上 正志
出願人工業技術院長
特許権者工業技術院長

発明の目的: 光機能材料として期待される金属超微粒子をポリマーに分散させた金属超微粒子分散体の製造方法。

発明の効果: 金、白金、パラジウム、銅、及び銀の中から選ばれる金属の超微粒子を膜内表面部に分散させたポリシルメチレン膜の複数を 積層させて形成した積層体からなることを特徴とする金属超微粒子分散体が得られる。

発明の概要: 光機能材料として期待される金属超微粒子をポリマーに分散させた金属超微粒子分散体及びその製造方法に関するものである。 金、白金、パラジウム、鋼などの金属超微粒子をジシラシクロブタン膜上に形成し、その後の加熱によって、ジシラシクロブタンを重合させると同時に 金属超微粒子を重合によって得られるポリマー中に層状に分散させる。この操作を繰り返すことによりポリマー中に金属超微粒子が積層状に分散した、 金属超微粒子分散体が得られる。

図面:
付図