特許番号 | 第2053828号 |
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出願番号 | 特願平3-253176号 |
出願日 | 平成3年(1991)9月3日 |
発明者 | 鵜沼 英郎 |
出願人 | 工業技術院長 |
特許権者 | 工業技術院長 |
発明の目的: 改良されたセラミックス加工品の製造方法
発明の効果: 硬度及び耐摩耗性等の機械的物性に優れたセラミックス加工品を得る方法
発明の概要: 雲母微結晶相を含有する機械加工性セラミックスに所用の機械加工を施した後、 その加工品を熱処理することにより硬度及び耐摩耗性等の機械的強度の優れた加工品を得る方法。
図面:
第1表に、結晶化ガラスの機械加工性の判定結果およびビッカース硬さを示す。
いずれの温度で結晶化させた試料も、機械加工が可能であった。次に、機械加工後の試料をさらに
1100℃で12時間熱処理した。この結果、硬さが大きく向上し、機械加工ができなかった。
すなわち、1100℃での熱処理前に比較して耐摩耗性が向上した。
結晶化温度 (℃) |
ビッカース硬さ (GPa) |
機械加工性 |
800 900 1000 |
4.0 4.2 3.9 |
あり あり あり |
1100 | 7.3 | なし |