産総研北海道センター特許情報

発明の名称: 古タイヤを原料とする活性炭の製造方法

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特許番号第815647号
出願番号特願昭47-50059号
出願日昭和47年(1972)5月19日
発明者新川 一彦、 石橋 一二、 野田 良男、 三井 茂夫、 細田 英雄
出願人工業技術院長
特許権者工業技術院長

発明の目的: 古タイヤを原料とする活性炭の製造方法。

発明の効果: 古タイヤの有効な利用法として、乾留により得られた生成物を水蒸気賦活することにより 活性炭を製造する。

発明の概要: 外熱ヒーターを設けた、流動層内に、粉砕したフルタイヤをスクリューフイダーで供給する。 流動化ガスを空塔速度15〜25cm/secで流動層内に送り込み、上記古タイヤを乾留すると、400℃で45.4%、 450℃で34.5%の収率で乾留物が得られた。次に、この乾留物を、850℃で120分間水蒸気賦活を行い、 その結果、乾留物からの収率26〜30%で活性炭を得た。

図面:

付図
  1 多孔質目皿
  2 流動層本体
  3 ヒーター
  4 原料ホツパー
  5 原料送入用スクリューフイダー
  6 流動化ガス吹込管
  7 溢流管
  8 生成品受器
  9 排気管
 10 集塵箱