産総研北海道センター特許情報

発明の名称: 混合プラスチック廃棄物中のポリ塩化ビニル系樹脂の混合量の分析方法及び装置

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特許番号第2707000号
出願番号特願平2-300448号
出願日平成2年(1990)11月5日
発明者斉藤 喜代志、 福田 隆至、 中谷 裕之、 木下 健児
出願人工業技術院長、 株式会社フジテック、ヤナコ分析工業株式会社
特許権者工業技術院長、 株式会社フジテック、ヤナコ分析工業株式会社

発明の目的: 混合廃プラスチックを熱分解処理し、生成するガス成分中のHCl濃度を簡易な方法により 測定してポリ塩化ビニル系樹脂の混合量を知るための方法と装置を提供する。

発明の効果: 廃プラスチックを熱分解して生成するHCl濃度を知ることにより、公害防止を前提とした再加工、 焼却、熱分解による油化等の資源の再利用を効果的に行うための品質評価の知見を得ることができる。

発明の概要: 廃プラスチックを熱分解部とガス分析部とが一体化した装置で熱分解処理し、 生成ガス中のHCl濃度を測定して塩化ビニル樹脂の混合割合を短時間に知ることができる方法とその装置である。

図面:

付図 1.熱分解反応装置
2.加熱炉
3.温度調節器
4.反応筒
4a.熱分解反応部
5.試料供給
6.排出口
7.熱電対
8.受液槽
9,9'.切換コック
10.ガスパック
11.塩化水素分析装置
12.吸引ポンプ
13.ガスサンプラー
14.カラム
15.ガス注入口
16.キャリヤガス
17.ガス調整器
18.恒温槽
19.熱伝導検出器
20.レコーダ
21.塩化水素吸着器