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特許番号 | 第2648412号 |
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出願番号 | 特願平3-297708号 |
出願日 | 平成3年(1991)10月18日 |
発明者 | 斉藤 喜代志、 鈴木 智、 中谷 裕之 |
出願人 | 工業技術院長、 株式会社フジテック |
特許権者 | 工業技術院長、 株式会社フジテック |
発明の目的: 廃プラスチックを290〜330℃で熱分解して有害な塩素を除去し、資源の有効利用と公害防止を図る。
発明の効果: 脱塩素化した廃プラスチックは固体燃料及び燃料油として再資源化できる。 生成したHClは塩酸として回収できる
発明の概要: 廃プラスチックを常温から330℃の範囲で段階的に昇温熱分解し、ガス生成物と融解固体物に 分離して塩素の除去と減容化した無害な廃プラスチックを得るための処理方法及びそのための装置である。
図面:
1.熱分解反応装置 2.加熱ヒーター 3.温度調節器 4.反応筒 5-1.熱電対 5-2.熱電対 5-3.熱電対 6.ホッパー 7.異方向回転式2軸スクリュー 8.電気モーター 9.反応室 10.調節バルブ 11.ガス吸入管 12.融解固体物流出管 13.HCl回収器 14.吸入ポンプ 15.吸入塔 16.噴霧管 17.充填物 18.抜出管 19.吸着塔 |
関連文献:
1)斉藤喜代志:廃プラスチックの無公害処理と再資源化、科学と工業、vol.66 NO.10(1992年)
2)斉藤喜代志:廃プラスチックの脱塩素化・減容化処理装置の開発、ケミカルエンジニヤリング、
39、(1)、1994年