産総研北海道センター特許情報

発明の名称: ポリスチレン廃棄物の処理方法

問い合わせる ひとつ前に戻る 特許情報の入り口に戻る

特許番号第2125173号
出願番号特願昭63-178017号
出願日昭和63年(1988)7月19日
発明者斉藤 喜代志、 福田 隆至、 鈴木 智、 阿部 政和、 弘田 寿夫
出願人工業技術院長、 モービルオイルコーポレーション、 フジリサイクル株式会社
特許権者工業技術院長、 モービルオイルコーポレーション、 フジリサイクル株式会社

発明の目的: 廃ポリスチレンからハイオクタンガソリン及び化学原料などに有用な芳香族炭化水素油を高収率で 得る方法を提供する。

発明の効果: 高収率で芳香族炭化水素油が得られ、その成分はベンゼン、トルエン、及びキシレン異性体が 大半である。これらのBTXは石油化学工業で高い利用価値を持っている。

発明の概要: 廃ポリスチレンを第1段の反応槽で熱分解させ、発生した蒸気状生成物を 第2段のゼオライト充填中において200〜400℃で接触分解させて、BTX等の化学品原料を得る熱分解処理方法。

図面:
付図