特許番号 | 第2003988号 |
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出願番号 | 特願昭62-327784号 |
出願日 | 昭和52年(1977)9月12日 |
発明者 | 松山 英俊、 新井 喜明 |
出願人 | 工業技術院長、 株式会社明電舎 |
特許権者 | 工業技術院長 |
発明の目的: 本発明は、有機性排水を嫌気性ろ床法で処理するための廃水処理装置に関するものである。
発明の効果: 本発明によれば、嫌気処理室内に濾材を設置することにより、槽内の混合培養系の高濃度維持が 可能となり、またこの濾材はSS除去の役割を果たして処理水質の向上に繋がるとともに、 濾材を多重構造にすることによって短絡流防止にもなり、処理効率の改善になる。
発明の概要: 有機性排水を処理する装置において、処理槽内をそれぞれ密閉されて嫌気状態に保持された 第1、第2の嫌気処理室をを設け、各処理室に濾材を充填して、この濾材には低温メタン菌と プロピオン酸分解菌とをリッチな状態にすることにより、冬期においても活性を失うことなく有効な 汚泥物質除去性能を維持できるようにした処理装置。
図面の簡単な説明: 本発明の一実施処理装置の構成図を示す。