産総研北海道センター特許情報

発明の名称: ポリオレフィン系プラスチック熱分解方法

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特許番号第1196019号
出願番号特願昭54-122179号
出願日昭和58年(1979)9月22日
発明者斉藤 喜代志
出願人工業技術院長
特許権者工業技術院長

発明の目的: ポリオレフィン系プラスチックを熱分解して低分子量で且つ分子量分布の狭い原材料や 燃料として有用な炭化水素を得るための方法に関する。

発明の効果: ポリオレフィン系プラスチックを熱分解処理する場合において、熱分解性生物の 分子量及び分布範囲を調整できる。

発明の概要: ポリオレフィン系プラスチックを熱分解し、その蒸気状生成物をさらに過熱された充填帯域に通して 炭化水素を製造する方法において、熱分解温度を430〜470℃に保つこと及び充填帯域を粒径6.5mm以下の ガラスビーズにより形成し、且つ250℃以下の温度に保つ熱分解方法。

図面:
付図

図面の簡単な説明
 図は本発明法を実施するのに好適な装置の断面略解図であり
 1.熱分解反応器  2.充填塔  3.排出口
 4.原料供給口  6.受け器  10,11.熱電線  を示す。