産総研北海道センター特許情報

発明の名称: 高圧容器への粉体送入方法

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特許番号第933725号
出願番号特願昭50-142061号
出願日昭和50年(1975)11月26日
発明者上田 成、 牧野 和夫、 横山 慎一、 中田 善徳、 長谷川 義久吉田 諒一、 前河 涌典、 吉田 雄次
出願人工業技術院長
特許権者工業技術院長

発明の目的: 高圧容器内に粉体を連続的に送入する方法を提供する。

発明の効果: 高圧ガスを常圧に放出せずに連続運転を可能にすることにより、低コストで安全性の高い粉体の高圧系での送入を可能にする。

発明の概要: 本装置の本体は、上下に二本のピストン2、3を配したシリンダーであり、その側面に粉体の常圧入口4と高圧入口5を設けている。 上記ピストンは、上記高圧入口を閉じるとともに、その頭間にはある一定の間隔が生じ、この間隔が上記常圧入口に連通するように作動させ、 常圧下にある粉体をこの間隔に導き(第1図)、次に常圧入口を閉じるとともに、上記ビストンの間隔が高圧入口に連通させるように作動させ、 間隔内の粉体を重力により高圧容器7内に導き(第2図)、さらにピストン間の間隔を閉じるように作動させて間隔に充填された高圧ガスを 高圧容器に戻し(第3図)、この工程を繰返し行わせることを特徴とした高圧容器への粉体送入方法である。

図面:

付図

1:高圧シリンダー
2,3:ピストン
2',3':テフロン円筒
4:常圧入口
5:高圧入口
6:ホッパー
7:高圧容器
8:パイプ