特許番号 | 第1936971号 |
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出願番号 | 特願平2-208904号 |
出願日 | 平成2年(1990)8月6日 |
発明者 | 吉田 忠、 前川 涌典、 吉田 諒一、 小谷川 毅 、横山 慎一、 山本 光義、 永石 博志 |
出願人 | 工業技術院長 |
特許権者 | 工業技術院長 |
発明の目的: 石油、石炭、タールサンドビチューメン等の化石燃料から製造されるナフサ留分に含まれる 多量のフェノール類及び窒素化合物を、界面活性剤を用いて効率的且つ選択的に抽出分離する方法を提供する。
発明の効果: 本発明は、 1)抽出速度が大、 2)抽出後、エマルジョンが生成せず油層と水層は速やかに分離する、 3)逆抽出によるヘテロ化合物の分離、回収が容易、 4)界面活性剤が水層に安定して溶存し、抽出時の損失がなく繰り返し使用が可能、 5)室温付近での抽出が可能な省エネ型であることを特徴とし、 従来の水素化処理法に見られる触媒の失活、水素の大量消費、 ガス生成に伴うナフサ収率の減少等の問題を解決する。
発明の概要: 石炭、オイルサンドビチューメン等の水素化分解処理で得られる合成ナフサ中に含まれる 高濃度のフェノール類及び窒素化合物を、炭素数1〜5ヶのアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 界面活性剤水溶液を用いて、効率的且つ選択的に抽出分離する方法。
図面: