産総研北海道センター特許情報

発明の名称:石炭液化残渣又は含油スラッジの産業残渣物の処理方法

問い合わせる ひとつ前に戻る 特許情報の入り口に戻る

特許番号第1604714号
出願番号特願昭59-167231号
出願日昭和59年(1984)8月8日
発明者田崎 米四郎、 千葉 繁生、 北野 邦尋、 河端 淳一、 弓山 翠、 本間 専冶、 武田 詔平
出願人工業技術院長
特許権者工業技術院長

発明の目的: 石炭液化残渣又は含油スラッジは、グリス状であるために取り扱いが非常に不便である。本発明はこれら石炭液化残渣又は含油スラッジを流動層を用いてガス化又は燃焼させるための技術を提供することを目的とする。

発明の効果: 従来処理が困難とされていた石炭液化残渣又は含油スラッジを簡便な方法で取り扱い易い粒状体にすることによって、これらからガス、熱などを回収することが可能となった。本方法は石炭液化残渣又は含油スラッジ以外でこれらと同様な性質を有する他の物質の処理にも応用可能である。

発明の概要: 産業残留物である石炭液化残渣又は含油スラッジ等を砂等を流動媒体とする流動層炉で処理する方法において、これら廃棄物を石炭灰粒子に付着させて流動しやすいようにし、この付着粒子を燃焼またはガス化させることを特徴とする産業残留物の処理方法。

図面:

付図 1:ホッパー
2:スクリュ⊥フィダー
3:流動層炉
4:ガス分散板
5:酸素ボンベ
6:流量計
7:ミキサー
8:水蒸気発生器
9:オリフィス
10:外熱ヒーター
11:熱電対
12:温度調節計
13:溢流物受け器
14:集塵器
15:ガス放出管
16:ガスサンプリング口
17:空気ブロワー
18:駆動モーター