特許番号 | 第1099455号 |
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出願番号 | 特願昭53-47569号 |
出願日 | 昭和53年(1978)4月20日 |
発明者 | 横山 慎一、 前河 涌典、 長谷川義久、 奥谷 猛、 吉田 忠、 中田 善徳、 吉田 雄次 |
出願人 | 工業技術院長 |
特許権者 | 工業技術院長 |
発明の目的:
石炭と重質油の混合物のような固形分を含有するスラリーを定量的に圧送する方法および装置。
発明の効果:
従来のボールバルブ方式によるものでは、ボールの摩耗、汚れなどで機能の低下が著しく低流速になるほど定量保持が困難であった。
これに対して、本発明では、圧力差による摩耗の発生を極力減らしてスラリーを常に定量的に高圧系に圧入できる。
発明の概要:
(1)ピストン3を充分上昇させた状態において開閉弁10を開き、ポンプ8を駆動してスラリー貯槽7のスラリーを圧縮室6内に送り込む。
この時ピストン3はスラリーによって下降される。
(2)開閉弁10を通じてスラリーの流入を停止する。この結果、ポンプ引ま透孔13から枝管11を通って圧縮室6内のスラリーを吸引し、
シリンダ2上部から圧縮室6内に噴出するようになる。
(3)流体定量ポンプ4'を駆動してピストン駆動用流体槽4中の流体をシリンダ内に送リピストン3を徐々に上昇させ、
スラリー送出管14からスラリーを圧出させる。
図面:
1:高圧ピストンポンプ
2:シリンダ
3:ピストン
4:ピストン駆動用流体槽
4':ポンプ
5:逃し弁
6:圧縮弁
7:スラリー貯槽
8:スラリー流送ポンプ
9:スラリー導入管
10:開閉弁
11:枝管
12:伸縮管
13:透孔
14:スラリー送出管
15:逆止弁