特許番号 | 第1813590号 |
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出願番号 | 特願昭62-24714 |
出願日 | 昭62年(1987)2月6日 |
発明者 | 野田 良男、 石橋 一二、 山田 勝利、 伊比 規彦、 片石 隆、 北 輝二、 鈴木 敬啓 |
出願人 | 工業技術院長、 松前地区林産(協)、 (株)博屋商工 |
特許権者 | 工業技術院長、 松前地区林産(協)、 (株)博屋商工 |
発明の目的: 本発明は、活性炭などの原料である炭素材料の製造装置であり、 林産業における間伐材、枝材、末材などの利用価値の低い木材あるいは製材工程で生じる端材、 廃材などをチップ化した原料を連続的に炭化できる装置を提供する。
発明の効果: 従来の装置では、連続的に炭化物の製造が困難であり使用する原料の種類も 限定されていたが、本発明では間伐材や廃材等を活用でき連続的、短時間内に効率よく木材質を 炭素化できる。
発明の概要: 原料を搭状の炉体の頂部に供給し原料を炉内で強制的にもみほぐしながら炉体内壁に 沿って螺旋状に下降させて順次余熱、乾燥、炭化を行うことができるようにした装置で、 装置上端には原料挿入口及びガス排出口を有する円筒状の炉体内部に、半円状の目皿板を取り付け 高さを変えて左右数段に互い違いに配設し、炉体中心部に回転軸を設けてこれら目皿板上面に近接して 回転するレーキを各付設し、炉体の底部には木炭取り出し口、下縁に当たる周囲にはバーナー付き 空気入り口を設けた塔型炭化装置。
図面: