特許番号 | 第1725184号 |
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出願番号 | 特願昭62-24715 |
出願日 | 昭62年(1987)2月6日 |
発明者 | 野田 良男、 伊比 規彦、 片石 隆 |
出願人 | 工業技術院長、 松前地区林産(協) |
特許権者 | 工業技術院長、 松前地区林産(協) |
発明の目的: 本発明は、活性炭などの原料となる炭素材料を製造する装置に関するもので、 林産業における間伐材、枝状、末木など利用価値の低い木材や製材工程で生じる端材、廃材などを チップ化したものを原料として連続的に処理できる炭化装置を提供する。
発明の効果: 本発明では、供給される原料が炉上部から下部に向かって各目皿板を介して 順次下方に向かってもみほぐされながら螺旋状に移送され上昇する熱ガス体と接触するため、 効率的な炭化が達成され、通常の炭化炉では処理できない原料を炭化することができるなどの 利点がある。
発明の概要: 本発明は、下半部を燃焼室内に吊時して立設され、上部に原料挿入口及び排出口を 有する下端解放する円筒状の炉体内に、半円状の目皿板を取り付け高さを変えて水平かつ左右に 交互に配置するとともに、炉体中心に回転軸を設けてこれらの目皿板上面に近接して回転するレーキを 付設して、さらに燃焼室の底部には炭化物取り出し口、また下縁に当たる外部には焚き口兼用の 加熱空気吹込口を配置した炭化装置。
図面: