産総研北海道センター特許情報

発明の名称: 熱分解生成物の分留方法

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特許番号第1196027号
出願番号特願昭55-24923号
出願日昭和55年(1980)2月28日
発明者三浦 正勝、 加我 晴生、 笹森 政敬
出願人工業技術院長
特許権者工業技術院長

発明の目的: 木質材の熱分解で生成するセルロース油中の水分は、蒸留によって除くのは困難であることから、 あらかじめその熱分解過程で液を回収する際に温度勾配をつけて、水分や有機成分を沸点別に粗分離して回収する。

発明の効果: 新たな熱エネルギーを要しないで有機物濃度が異なる留分や水分を熱分解過程で 粗分離して回収できる。

発明の概要: 有機物を熱分解して有用な有機成分を回収するに際し、 熱分解生成液を凝縮過程で沸点別に粗分離しながら分留する方法。

図面:

付図
1〜6 凝縮液受け器
7 反応器
8 試料
9 流動熱媒体
10〜13 加熱ヒーター
14,15 冷却器
16,17 保温材
T1〜T6 温度計