燃焼合成で溶融・凝固したCu系形状記憶合金の特性評価

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鈴木良和/ 下川勝義/ 皆川秀紀
2001年3月 粉体および粉末冶金 48,209-213

 前報では,焼結法で作製した多孔質Cu系形状記憶合金について,添加成分の種類で合金組織への影響や試片の形状の相違による形状記憶の挙動への効果について検討した結果を報告した. 本論では燃焼合成による急速加熱で試料を溶融して合金化を試み,半リングの形状のまま急冷凝固した試片について,添加成分の種類による形状記憶挙動を前報告と比較検討し,寒冷地用として利用する場合の知見が得られたので報告する.