北国発信の材料開発-形状記憶合金の寒冷地型機能発現への挑戦-

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鈴木良和
1999年7月 北海道通産情報ビ・アンビシャス 54(7),40-41

 温度変化に応じて記憶している形状に戻ろうとする特殊な性質を有する合金、形状記憶合金は、世に出て以来半世紀近くになりますが、これまで多くの人達に多くの夢を与えながら、実用面では極く限られた分野でしか夢が叶えられていません。 これは発明されてしばらくの間、軍事研究と特許のため民事研究が制限されていた事にもよりますが、実用化されたものは限られた成分組成のTi-Ni系の他、最近ではFe系のものが見られるものの、国民生活を豊かにするような民事産業の一端を担う舞台に踊り出る程にはまだ育っていません。