ZARM-HNIRIの研究協力のために

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千葉繁生
1997年4月 北海道通産情報ビ・アンビシャス 52(4),40-41

 在外研究として2月13日から19日の間に滞在したブレーメン市は、人口が約50万の北海に隣接するドイツの第2の貿易港である。 訪問機関の宇宙応用科学・微小重力センター(ZARM)は、市街からバスで20分程度のブレーメン大学のキャンパスにある。 ZARMと北工研との関係は、微小重力の環境を利用した研究分野での研究協力を通して双方の研究アクティビティを高めるとともに、施設の効果的な利活用と研究者間交流の充実を図るために、1995年11月に「趣意書」が交わされたことに始まる。 イーコール・パートナーとして円滑で着実な研究協力関係を実現するためには、誰がどのような研究アクティビティを持ち、どの方向に研究を展開したいと願っているのか、お互いの共通点を見出し協力の要因を提示できて、その一歩に着手することから始まる。