Chemical structure changes in Cold Lake oil-sand bitumen and catalytic activities during catalytic hydrotreatment
(接触的水素化処理過程におけるコールドレイクオイルサンドビチューメンの化学構造変化と触媒活性)
Yoshida,R./ Miyazawa,M./ Ishiguro,H./ Ito,S./ Haraguchi,K./ Nagaishi,H./ Narita,H./ Yoshida,T./ Maekawa,Y./ Mitarai,Y.
1997年10月 Fuel Processing Technology 51,195-203
接触的水素化処理過程におけるコールドレイクオイルサンドビチューメンの化学構造変化並びに赤泥・イオウおよびNi-Mo触媒の活性が検討された。
特に化学構造単位の水素化および水素化分解,並びにヘテロ原子の除去について検討された。
Ni-Mo触媒存在下,反応温度450℃においてオイルサンドビチューメンの低沸点留分への転化,原子比H/Cの改善,およびヘテロ原子の除去が著しく進行した。
使用済み触媒への金属の堆積結果から,赤泥・イオウ触媒がビチューメン中のVおよびNiの脱メタルに有効であることが示された。