ホットプレス法によるAl-セラミックス系複合強化材の作製

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植田芳信/ 鈴木良和/ 下川勝義/ 村上和幸
1995年3月 粉体および粉末治金 42,318-322

 耐熱性,耐摩耗性材料としてAl-セラミックス系複合材料の開発が数多く行われているが,実用に向けては信頼性を求めて,さらに詳細な検討が必要である.
 今回はAl粉末をマトリックスとしてSiC,Si3N4各粉末,並びに各ウィスカーを分散させた複合強化材をホットプレス(H.P)法で比較的低温(973K)で作製した. さらに高温(〜1523K)での熱処理を行い,X線回折やXMAによる分析と三点曲げ強度,ビッカース硬度測定等から熱的変化とその影響について検討したのでその結果を報告する.