気泡流動層石炭燃焼装置からのN2OとNOxの発生特性および循環流動層燃焼との比較

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細田英雄/ 平間利昌
1994年2月 日本エネルギー学会誌 73,128-135

 本研究では,石炭処理量が約4kg/hのベンチスケール気泡流動層燃焼実験装置を使って,N2OとNOxの発生量に影響を及ぼす層温度,ガス流速,残余酸素濃度などの操作条件,および炭種の影響について系統的に検討した。 また,N2O発生量低減策としての2段燃焼と石灰石供給による効果についても検討した。 さらに,筆者らが既に報告した循環流動層燃焼からの発生量と比較するとともに発生特性が異なる理由について定性的に考察した。