ファインセラミックス原料の省エネルギー的製造技術に関する研究
-振動流動層-振動流動層のコールドモデル実験-
植田芳信/ 本間専治/ 下川勝義
1993年3月 北海道工業開発試験所報告 59,22-25
高温振動流動層の運転条件を決めるためには,コールドモデルの振動流動層を用いて,流動層内の粒子の挙動を調べる必要がある。
本実験では,室温でN2ガスを用いて籾殻炭化物の流動化開始速度(Umf)の測走を行った。
さらに,一定の流速(Uo)で流動化させて,一定時間毎に飛び出す粒子の量とその粒度分布を測定し,振動流動層の反応条件などについて検討した。