ヒートポンプ利用による蓄熱式温水床暖房

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田村勇/ 佐山惣吾
1991年3月 平成3年度北海道開発工業試験所研究成果発表会要旨集 p44-47

 ヒートポンプを寒冷地の建物の暖房に適用するためには、供給加熱温度が低いため、温水床暖房が適している。 また、蓄熱が可能であれば、安い深夜料金を利用でき、温度変動を平準化することが可能である。 蓄熱材として、相遷移に伴う熱の授受を利用した潜熱蓄熱材(Phase Change Material)は、顕熱を利用したものよりも、見掛け上大きな熱容量を持ち、暖房に有効な材料である。
 しかし、実際には、潜熱蓄熱材を寒冷地の建物のヒートポンプによる温水床暖房に応用した例は少ない。 当所では、ヒートポンプ実験棟のなかに住宅実験室を作り、住友化学工業(株)、ならびに、横浜国立大字とともに、熱源としてヒートポンプを利用して、蓄熱式温水床暖房の実用化を図るための基礎試験を行った。 試験は、12月から3月までの暖房期に、3年間連続試験を行っている。 ここでは、平成2年の試験結果について報告する。