Tb3+添加ガラスにおけるエネルギー共鳴伝達

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外岡和彦
1991年3月 平成3年度北海道開発工業試験所研究成果発表会要旨集 p24-28

 本研究では、エネルギードナーだけでなくエネルギーアクセプタが励起状態にある確率まで考慮し、レート方程式を非線形微分方程式として扱った。 この非線形レート方程式の数値解析により、パルス励起直後の蛍光強度の非指数関数的な減衰が方程式の非線形性によるものとして理解できることを示した。 有限のエネルギー伝達速度を導入することによって、この理論をガラス中のTb3+の蛍光のパルス応答に適用したところ実験結果をよく説明できた。 さらに、実験結果の解析によりドナーとアクセプタの分布に新しい分布関数を導入すべきことを示し、ドナー・アクセプタの凝集を含む新しい動径分布を提案する。