シュレッダーダストの処理法及び有効利用に関する研究
-廃車中の各成分組織とシュレッダーダストの性状-

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新川一彦/ 出口明/ 細田英雄/ 武内洋/ 三浦正勝
1991年3月 北海道工業開発試験所報告 52,6-8

 シュレッダーダストは,廃車をシュレッダー処理プロセスで破砕し,金属類を選別回収した残りの各種プラスチック,ゴム,繊維類および塗料片,ガラス片,砂泥などを組成とする廃棄物である。 鉄,非鉄金属,ダストの組成分率はメーカー,車種,年式によって違いがあり,ダストの性状も季節によって水分含有率が異なる。 また嵩密度が小さい軟質ウレタン,繊維類は破砕によって莫大な量になることが特徴的である。
 シュレッダーダストの有効利用と処理法の研究を進める上では,これらのダストの性状把握が不可欠である。 そこで廃車1台中の各成分組成分析を行う一方,シュレッダー工場より排出されるダストを収集し,水分,灰分,揮発分,炭素分などの工場分析および元素分析,さらに嵩密度,発熱量などの測定を行った。
 本章では,これらの結果について述べる。