きのこ製造残渣の流動炭化試験

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中小企業団「先端工業技術応用要覧」(s59〜60年度)抜刷
1989年3月 北海道工業開発試験所技術資料 12,200-201

 (株)釧路市複合農業開発会社は“丹頂しめじ”という銘柄のしめじきのこを生産している。 その生産工程は、約2l程度のポリびんに、オガクズ、その他を混入した菌体を入れ、それに菌を植え、定温室で培養するものである。
 きのこの採取した後の菌体は、再度使用できないので廃菌体として処分されるが、日量6tの排出量があるため、その有効利用のひとつとして炭化して土壌改良材として使用することが考えられた。 よって廃棄物工学研究所がその製造プラントを設計するに当って、基礎データーを得ることを目的として、この技術指導が行なわれた。