超音波・マイクロ波・光による物体検知技術

問合わせ ひとつ戻る データベース入り口に戻る

外岡和彦
1987年4月 北海道通産情報 42(4),44-45

 北海道と本州の日本海側は豪雪地帯であり,快適な日常生活を確保するためには雪に対する対策が必要不可欠です。 地域の一層の発展のために除排雪面積の拡大が求められていますが,各地方自治体の財政事情が厳しいこともあり,今後とも除雪面積を拡大していくためには作業の高能率化が必要となっています。 これに呼応して,除雪技術に関する北海道の産学官の共同研究が昭和59年度から3年間行われました。 この研究の中で当試験所は,除雪機械の人や物に対する安全性を高め除雪作業をより能率的に行えるようにするための自動化の要素技術として,前方障害物及び雪中障害物検知法の研究を行いました。