スノースパイクタイヤの低公害化技術に関する研究

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後藤藤太郎/ 広木栄三/ 鈴木良和/ 窪田大
1986年8月 昭和60年度公害特別研究報告集 46,17-27

 我が国の積雪寒冷地において,自動車は安全確保のためスパイクタイヤを装着して走行している. ところが,積雪期の前後で幹線道路の舗装面は露出している場合が多く,スパイクタイヤ装着の自動車が冬期間を通じて走行するため,舗装路面の摩耗や破壊が生じ,経済的な損失と車粉公害で大きな社会問題になっている.
 本研究は,無公害と安全性の確保のために,積雪地域における冬期間の気象環境に適したスパイクタイヤの改良を目指したものである.