研究交流点-フィリピン国立科学技術研究所VS北海道工業開発試験所-
石橋一二/ Manalo,L.A./ Manalo,M.A.
1986年11月 工業技術 27(11),48-49
私達は,National Institute of Science and Technology(NIST)に入所したときに通産省傘下の北海道工業開発試験所(北開試)との共同研究がここ8年以上も進められていることを知らされました。
その後,活性炭の製造と応用の研究,もみ殻とドロマイトによる緩効性肥料製造技術の研究に参加しました。
北開試のITIT研究リーダーのDr.Ishibashiに初めてお会いしたのは3年前でした。
その折りに日本側の研究の方向そしてNIST側の考え方をグループで討論したり,炎天下で真っ黒になって仕事をするなど積極的でActiveな方であるのが印象的でした。
今回は,NISTより実際に北開試に参りまして,共同研究を進めましたが,フィリピン側の分担研究についても設備の充実している日本側で研究の詰めを行いました。