耐熱,耐食性無機繊維“サイオック”の製造研究

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下川勝義/ 関口逸馬
1986年7月 工業技術 27(7)

 北海道工業開発試験所では昭和58年度より工業技術院特別研究として「松前産滑石の高度利用に関する研究」と「農産廃棄物の工業原料化に関する研究」を実施している。 これらの研究は低品位滑石や籾がら灰の高度な利用を図るため,それらを直接原料にしてステアタイト磁器,炭化ケイ素,窒化ケイ素などのセラミックスを製造することを目的に進められている。
 本研究の無機繊維“サイオック”はそれらの研究の過程で見出された物質であるが,この繊維はシリカ,籾がら灰,滑石などのケイ酸およびその塩類鉱物と木炭を原料にして非酸素雰囲気の中,1400℃以上の高温下で焼成することにより合成される。