石炭灰の燃焼過程における残渣の活性化処理技術に関する研究
-3.3 石炭灰を原料としたガラスの耐アルカリ性試験-

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鶴江孝/ 鈴木良和/ 佐山惣吾/ 伊藤三郎
1985年12月 北海道工業開発試験所報告 37,54-54

 今後急増することが予想される石炭灰の処理対策の一つの方法は,石炭灰を原料として土木あるいは建築用材料あるいはその素材を作ることであると思われる。 本研究では石炭灰を原料に改質処理を行い得られる組成の異なった多くのガラスの新しい用途を開発することを一つの目的とし,コンクリート強化用ガラス繊維としての可能性を調べるため耐アルカリ性試験を行い,ガラス化法(ガラス化のために加える添加剤の種類と量,ガラス化温度等の条件)と耐アルカリ性能の関係,市販耐アルカリ性ガラスとの性能比較等を行った。