都市ゴミの資源エネルギー化の研究(その3)
-都市ゴミの分析法について-
三浦正勝/ 斎藤喜代志/ 細田英雄/ 平間利昌
1984年5月 北海道通産情報 39(5),45-46
このシリーズの最終回です。
その1(58年10月号)とその2(59年1月号)では,都市ゴミを熱分解して燃料を作り,その燃料を新しいエネルギー源として有効利用する方法に関する研究成果について紹介しました。
今回は部市ゴミを資源又はエネルギー源として利用する場合の評価の基礎になる“都市ゴミ性状の分析法”に関する研究成果について紹介します。
私達が特に力を注いだのは,都市ゴミ中の水分含有率の測定法,発熱量の測定法及びゴミ組成(プラスチック類,セルロース類などの組成比)の分析法です。
詳細については既に北海道工業開発試験所報告(第27号)及び技術資料(第9号)等に掲載されていますので参照下さい。