石炭の高圧水素化分解における石炭粒子径の影響

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吉田諒一/ 石田薫/ 吉田忠/ 奥谷猛/ 中野善徳/ 横山慎一/ 上田成/ 長谷川義久/ 吉田雄次
1983年10月 燃料協会誌 62(10),851-855

 前報では石炭化度の異なる北海道炭3種,宗谷小石炭(C:73.0%),太平洋炭(C:76.6%)および新夕張炭(C:87.4%)について反応後の生成物の外観性状を観察するために無媒体油の場合の高圧水素化分解におよぼす石炭粒子径の影響を検討した。 無媒体油での知見は,米国ユタ大学法におけるentrained-flow reactorでの液化反応およびハイドロパイロリシスなどを理解する上で工業的にも重要である。 一方,現在,北海道工業開発試験所で運転中の直接液化法による0.1t/dの連続試験装置での液化反応をより良く理解するためには,媒体油存在下での炭種/石炭粒子径の影響に関する検討が必要であるところから,本報では媒体油を用いて石炭化度の異なる北海道炭3種について液化反応に対する石炭粒子径の影響を検討し,前報の無媒体油の系の結果とも比較検討した。