石炭液化・ガス化と排水処理

問合わせ ひとつ戻る DB入口へ トップページへ

石崎紘三
1983年12月 北海道通産情報 38(12),54-55

 本誌に既に紹介された当所の石炭液化・ガス化などの研究は,石炭からクリーンで使い易い流体燃料の生産をめざしております。 しかし,生産物である燃料がクリーンであるためには原料炭中の汚れの元を製造プロセスにおいて除去しなければなりません。 必然的に排水や排ガスの方に汚染の負荷が大きく皺寄せされることになります。 せっかく,クリーンエネルギーを造っても排出物によって新たな環境汚染を引き起しては何もならないわけで,排出物処理の対策も完全に行われなければなりません。 そのためには,製造プロセスの研究と併行して排出物対策も検討してゆくことが必要と考えられます。 排水処理に関して北開試では三年程前から当所で実施している液化・ガス化プロセスからの排水を主要な対象として研究を開始しており,まだ基礎的な段階ですがいくつかの知見を得てきました。