干渉沈降領域におけ懸濁粒子の沈降挙動(第3報)

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関口逸馬/ 山口義明/ 井上外志雄/ 高森隆勝
1982年7月 日本鉱業会誌 1133,603-609

 前報では干渉沈降領域における沈降固体粒子の挙動を明らかにするため,粒度構成の異なる試料を用いて懸燭(粒子)濃度の影響について実験した結果を報告した。
 粒子濃度が増加するにつれ粒子相互間の干渉作用が強くなり,粒子群の沈降は遅くなる。 このことはあたかも粒度が見掛け上,細かくなったと考えられることから,干渉作用の程度を粒度構成の変化で表わし,さらにそれを懸濁濃度との関係において考察した。
 実験はオリビン砂を種々の懸濁濃度に調整しそれを沈降器内で沈降させ,γ線密度計を用いて所定の位置で経時的な濃度変化(沈降濃度)を測定した。 そしそ懸濁濃度と沈降時間を因子として,それぞれの実験条件における見掛けのストークス粒径と,それに対する累積分布および分布密度を求めた。