流動燃焼における塩化水素の吸収除去

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出口明/ 河内山康司/ 細田英雄/ 三浦正勝/ 平間利昌/ 西崎寛樹/ 堀尾正靭
1982年12月 燃料協会誌 61(12),1109-1112

 一般的な都市ゴミ焼却炉の炉床温度は500〜600℃であるが,流動層ボイラーでは燃焼効率と熱回収率を高めるために層温度を800〜900℃に維持するので,この温度域での新しいHCl吸収除去法の確立が必要である。
 前報で,著者らは小型反応管を使った探索試験により,石灰石がHClとSO2の同時吸収に有効であることを報告したが,本報ではHCl吸収除去法を確立することを目的として,一辺が25cmの角型流動燃焼装置内でPVC(粒状塩化ビニール)粒子を燃焼させて,CaCO3を吸収剤としたHClの吸収除去試験を行い,その効果を確認するとともに操作上の間題点について検討した。