粗粒径炭の流動燃焼
細田英雄/ 平間利昌/ 加我晴生/ 三浦正勝/ 新川一彦/ 山口弘/ 西崎寛樹/ 堀尾正靭
1982年5月 燃料協会誌 61(5),320-327
本研究では低品位,高灰分な25mm以下の粗粒径炭を燃料として,逆円錐型分散板を使用した250mm角の流動層を用い,安定燃焼法,燃焼効率ならびにNOx発生量について検討を行った。
NOx発生量の抑制対策としてはこれまで二段燃焼法,排ガス再循環法,これらの組み合わせ,および,二段流動層による二段熱焼などが試みられているが,今回の実験では,フリーボード部から二次空気を吹き込む二段燃焼法によりNOx発生量の抑制を検討した。