鉄鉱石の高圧流動還元に関する研究
[高温・高圧化における鉄鉱石の還元-8mmφ流通式反応装置と高圧流動層による還元実験との比較]

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佐山惣吾/ 鈴木良和/ 佐藤俊夫/ 西川泰則/ 植田芳信/ 佐藤享司
1982年3月 北海道工業開発試験所報告 26,30-36

 鉄鉱石個有の還元速度を求めるためには,流量依存性の認められなくなるまで還元ガス流量を増加させて反応させる必要がある。 流動層による粉鉄鉱石の場合,ペレットとは異なり比表面積が大きく,そのため反応速度は桁違いに大きいのでガス流量/装入鉱石量比をかなり大きくとらないと限界流量には達せず,またそのような条件下では粉鉄鉱石が反応塔から溢出するため,基本となる粒子一個の還元速度を求めることは不可能である。 したがって秒単位の接触時間で還元率を測定するために,小型固定層流通式の装置の試作と改良をおこなうとともに,ガス流量/装入鉱石量比を大きくするため試料量を少なくした。 本装置はガス予熱部を有していないので,限界に近いガス流量で実験するために,各温度で水素圧力を増して還元曲線を求めた。 さらに,この結果を一次反応として解析し,高圧流動層で得られた結果と比較しながら還元速度と還元効率について検討を加えた。