低温時における廃水の微生物処理

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田中重信
1982年7月 ケミカルエンジニアリング 27,32-36

 寒冷地における廃水処理では,冬期間に低温,降雪,結氷などの事態に見舞われるために,施設費や運転管理の点で大きなハンディキャップを負うことになる. 一般に有機性廃水処理に広く用いられている生物学的処理の場合には特に温度低下によって受ける影響が大きい.
 ここでは,寒冷地を念頭においた廃水の生物処理に関連した事項および,低温による性能低下を補うための高負荷運転の条件について整理し,またそれらを考慮しながら行ってきた北海道工業開発試験所における「寒冷地における工場排水の高度処理に関する研究」の一端を紹介する.