固定燃焼装置からの窒素酸化物排出防止技術に関する研究
[パイロット試験-Fe(II)-Fe(III)-MgSO3系溶液中の各成分の分析]

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池田光二/ 福田隆至
1980年3月 北海道工業開発試験所報告 21,85-88

 鉄あるいは亜硫酸化合物のそれぞれ単独の定量法としては酸化還元反応に基づく方法があるが,Fe-edta-MgSO3-Mg(0H)2系からなる懸濁液中の第一鉄,亜硫酸塩の適当な定量法は見当らない。 そこで,上記懸濁液中の鉄分析法として,JIS-M8213,M-8212の方法を準用した第一鉄分析の操作法、ならびに、酸分解法による鉄と共存する亜硫酸塩の簡易定量法について検討した。