流動層技術
-砂媒体流動層によるガラスバルーンの製造-

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本間専治
1978年3月 北海道工業開発試験所技術資料 7,50-51

 火山灰中のガラス質部分,あるいは真珠岩等を原料として,微細な中空ガラス球すなわちバルーンを製造することは,九州工業技術試験所において見出された。 製品はアルミニウム,プラスチック等の軽量化,あるいは建築材料への応用等,種種の用途開発が試みられ,興味ある新材料として注目されている。
 火山灰等の賦存状憩は,九州南部のシラス台地は著名であるが,東北あるいは北海道地区にも多く存在し,それらの有効な利用が望まれている。 北海道では,樽前,ニセコ,十勝,阿寒等の火山を中心として堆積しておりなかには極めて良質原料の多い地域も見出されている。
 今まで試みられてきた焼成法は,900〜1000℃の温度で,外熱型キルン,電気炉,あるいは熱風法等がある。 われわれは,従来から石炭の流動乾留等を行ってきたので,二,三の工夫を加えて,流動化法による製造を試みた。