流動層技術
-並流多段流動層による活性炭の製造-

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田崎米四郎
1978年3月 北海道工業開発試験所技術資料 7,29-30

 活性炭製造における賦活工程は,数10分〜数時間におよぶことと,粒子の滞留時間分布が製品の品質向上の障害となること等の理由により,流動層の多段化が考えられ,すでに向流型および並列型の多段流動層は実用に供されている。
 併流多段流動層も,これらの点に効果ある現象を示したので,賦活装置として応用し,活性炭の製造実験を試みた。 以下,この装置の特徴と,賦活実験の概略について述べる。