流動層技術
-流動層の気泡の挙動におよぼす分散板の影響-

問合わせ ひとつ戻る DB入口へ トップページへ PDF(イメージ)を見る

安達富雄
1978年3月 北海道工業開発試験所技術資料 7,4-5

 流動層内では,分散板を通して送入されたガスの1部は気泡となり,それが成長しながら上昇する。 この気泡の動きが流動層におけるガスと粒子の複雑な挙動の原因となっているので,層内の気泡の挙動を知ることは,流動層装置の特性を知るために重要なことである。
 そこで,内径21.4と37.8cmの透明アクリル製の流動層に多孔板型の分散板を使用して,分散板の孔数が気泡の拳動におよぼす影響を調べた。 流動化ガスとして空気,流動化粒子として豊浦標準砂(平均粒径0.202mm)を使用した。