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研究内容

<「理解する」研究>脳損傷後の機能回復メカニズム

 脳に損傷を受けると、その部分の機能を担う神経細胞が無くなってしまうため、様々な脳機能の障害が生じます。しかし、適切なリハビリテーション訓練を行なうことによって、失われた脳機能の一部が代償されることがあります。これは、脳が残された領域の神経回路をより効率的に使えるようになったり、残された神経回路の働きが変化するためであると考えられます。

 

このように、生物の脳には、たとえ損傷によりその機能の一部を失っても、失われた機能を代償するためのメカニズムがあります。これを「脳の可塑性」と言います。脳が損傷を受けた時に、脳の可塑性がどのように働くのかが分かれば、脳の機能代償を促進するための方法の開発に繋がることが期待されます。

ひとくちに「脳の可塑性」と言っても、脳機能の回復過程には神経回路だけでなく、分子、神経活動など多くのレベルの変化があります。私たちは動物モデルを用いた実験系において、複数のレベルの変化を統合的に理解することを目指して研究を行っています。

 

 

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